アンドロイド(android OS)のスマホはiPhone(アイフォン)と大きく違う点が一つあります。それは
仮想マシン上で動くOSで動いている
という事実。
少なく見積もっても、リアルマシン上で稼動しているアイフォンのiOS と比較して2~3倍の負荷がかかっていると考えるのが妥当です。
特にメモリ(RAMの事を言っています。2GBとか3、4GB時には6GB容量のやつね)はiPhoneと同じレベルでの搭載量では少なすぎるため、ほぼ間違いなくアプリ動作やタッチパネル作業などが「重くなる」こと請け合いです。
加えてOSが起動済みアプリを管理する方式が異なる点でも、アンドロイドは不利となっています。アイフォンのiOSでは、起動しても使っていないアプリはメモリ(RAM)から半自動的に少しずつ退場?する仕組みのようですが、アンドロイドでは公平にアプリを扱ってくれる(つまりユーザーに忠実であり、メモリにやさしくない方式な)のです。
スマホのメモリ:RAMとはすなわち作業領域であり(※PCやタブレットでも同様)、CPU(Soc:System on chip 上のGPUで無いほう)つまり中央演算処理装置が脳(前頭野)とするとメモリは記憶領域(海馬)にあたります。
あなた自身が処理単位:CPU だとするとメモリ(RAM)は机やメモ紙でありその容量は机の広さやメモをとる紙の大きさ・サイズに相当します。
仮想マシン(ソフトウェアでつまりバーチャルなCPUとしてあてがわれている)であるアンドロイド上のCPU演算装置は、ハードそのものであるiOS(アイフォンの)のCPUに比べてタダでさえ大きな負荷が常にかかっているのですよ。
だから作業領域:メモリ(RAM)も、アンドロイド機ではアイフォンよりたくさん必要になってしまうのです。
androidスマホのRAMが2GB程度では、起動済みのアプリをまめに退場もといフリックなりしてアプリ終了して現在使っているアプリに集中して使わないと動作が重たくなったりフリーズする可能性が高いです、特に最近のバージョンでのandroid では。例えば、ブラウザ閲覧中に次々とタブを開きっぱなしにすると突如ブラウザが落ちるという結果を招きやすいです。
SNSなどでも下方にスクロールしてたくさん読み込んだりという操作にはむかないかもしれませんね。
エントリー機種とか低価格帯のスマホではメモリ(RAM)は2GBくらいであることが多いようです。でもせめてもう少し価格を上乗せするか別の機種を探せば、せいぜい3GBのRAMを搭載したスマホを見つけることができると思います。
RAM1GBとかで使えない事はないのかもしれないですが(いいえ…過去バージョンのandroid搭載機では可能でしたが、android OSのバージョンが上がればOS自体の負荷というかメモリ消費量が格段にベースアップしていることを忘れてはいけないのです)。
少しでも安い価格でスマホを入手したくなるのは人情ですが、後でスマホ利用時にストレスがたまるのを避けたいのでしたら、最低でも2GBいえ3GBのメモリ(RAM)を積んだスマホを使う事を強くおススメします。
むろん仮に2GBや1GBとかなら、まめに自己責任でメモリ管理(アプリ管理)するのが大前提です(※そうする事で使わないメモリーがその都度解放されて実質的なRAM容量を底上げできる為)。
できれば3GB(が下限かも)や4GB(ならかなり安心)のandroidスマホをおすすめしておきます。他の機能を犠牲にしても、です。