日本製の格安スマートフォンをどうしても使いたい方へ

メイドインジャパンの象徴としての富士山、の写真画像

耐用年数とか故障・不具合の起こりにくさ、はたまたセキュリティ的な安心感など。

日本製のスマホが海外企業製のスマホより優れているという保証があるわけではなく、それを証明するデータが充分揃っているというのでもないですが。

でもとにかく日本製のスマホがいい、安心感がある。という傾向はある程度存在するようです。

以下では日本製の格安スマホを選ぶうえでの指針をさらっと述べてみましょう。

日本の主なスマホ企業

  • シャープ
  • ソニー
  • 富士通
  • その他

シャープの格安スマホ:AQUOS(アクオス)

シャープの格安スマホは主にAQUOSというブランド名というかシリーズのスマートフォン。実際には、R compact や sense などというサブブランド名の製品シリーズになっています。

(※ちなみにASUS:エイスース ではないですよ、こっちは台湾スマホ関連企業の名称)

ただのR つまり AQUOS R はフラグシップ機といわれる最上位機種(ハイエンドの中でも最上位)ですが、格安スマホを扱うMVNOではお目にかからないかもしれません。提供しているMVNOがあるにはありますが、8万円を超える高価格帯であるしMVNOでは3大キャリアのような大幅な値引きは行っていな事情から。

価格にみあった最新性能であるのは確かであすが格安スマホとしてはかなり割高で奮発した買い物となりうる機種です。

IGZO(イグゾー)ディスプレイ搭載なのが特徴的ですね。IGZOとは4つの原子(インジウム、ガリウム、亜鉛、酸素)名の頭文字で、それらがアモルファス半導体(非晶質)の構成原子であるらしいですが。要は結晶とはちがうし固体とも違うというアバウトな構造を生かして電子の挙動を制御しやすかったり加工が簡単になるなどの利点があるのでしょう。結果として高解像度の液晶ディスプレイ:IGZOとなる、との主張でしょうか。

つまりIGZO搭載スマホならきれいな写真や動画が撮れるという説得力の裏付けとなります。基本的技術は液晶ディスプレー大型TVのIGZOと同系列のものと考えても間違いではないのでしょう。

旅行先や出張先などで写真・動画を撮ったり、SNS用の撮影や自撮りなどの用途にIGZO搭載スマホは向いているかもしれません。スマホ製品によっては(価格帯の影響が大きいのですが)背面カメラと前面カメラ(アウトカメラとインカメラ)の解像度や構成がまちまちです。AI撮影などのアシスト機能を持っている製品もあります。多少はスペックを確認しつつあなたのスマホ利用状況にふさわしいものを選ぶとよいでしょう。

ここではカメラの話で終わってしまいそうですが、確かにシャープに限らずスマホメーカーはかなりのエネルギーとコストをカメラ周りにつぎ込んでいるらしいですね。逆に言えば、あなたの使途を満たしてさえいればスペックが多少落ちるより格安なスマホを選ぶことだって可能だということの証明でもあります。

格安SIMと一緒に販売されているAQUOSのスマホ(シャープ製)はMVNOにもよりますがキャリア縛りがあるものとSIMフリー製のものとがあるのにも注意しましょう。またMVNOでは扱いが少なくなるものの、純アンドロイド搭載系のandroid one や らくらく系スマホ用の機種も一部あるようです。

ソニーの格安スマホ

Xperia(エクスペリア)が超有名ブランドですが、これを直接扱っているMVNOは皆無かもしれませn。とはいえ自分で入手したSIMフリー(技研通過済み海外機種)又はSIMロック解除後のキャリアスマホでなら、ほぼどこのMVNOの格安SIMでも挿入して使うことができるはずなので(※実際には各MVNOがWEB上でリストアップしている取扱可能機種との照合が不可欠になります)。

富士通の格安スマホ:arrows(アローズ)

各MVNOでは、富士通のarrows系のスマホのうち主にハイエンド機「以外」を扱っているようですね。2万円台の機種でも最低限のスマホ機能を持つ上に日本製らしくワンセグやおサイフ(Felica)対応だったりするのが嬉しいところです。

IPS液晶だがゴリラガラス対応機種もあるらしいのですが。強そうな名前に負けず、かなり派手に落としても割れにくいようです(対衝撃性能を大幅向上)。

富士通の機種では「かんたんセット」という操作画面モードを使える機種があります。ざっくばらんに言うと、らくらく系スマホ(高齢者向けスマホ)ほどではないにせよ、ある程度初心者向けに操作画面をわかりやすくしてくれる操作モードですね。

その他の国内スマホ企業

京セラの格安スマホ

DIGNO シリーズ。

 

その他スマホ端末等を提供している日本の企業

ヤマダ電機、NECパーソナルコンピューター、NECプラットフォームズ等

参考:海外の主なスマホ企業及びそれに対応するスマホシリーズ

(各MVNOの扱いが多いもの順)

  • HUAWEI(華為技術:ファーウェイ)、HUAWEI Mate, P, nova, honor,(及びlite)シリーズ
  • ASUS(エイスース)、Zenfone 各種シリーズ
  • モトローラ
  • ZTE
  • Google(グーグル)、android one用のスマホ、Nexus, pixel (※すべてOEM製)

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