LINE(ライン)導入は電話番号の私的公開からはじまります。その時特に設定を変えなければ、あなたのスマホにある住所録のメンバーすべてと自動的につながってしまいます。この設定を最初に変えることはできますが、LINEの初回動作が電話番号(住所録内)すべてと無条件につながる設定であることは心しておきましょう。
この記事ではそういったLINEつながりをある程度コントロールすることで気軽にLINEをはじめられるようにと配慮した内容を中心に提供させていただきます。住所録すべてとLINEでつながるのは不具合も多いでしょうし、だからといって誰ともつながらないスタートでは寂しいものです。
LINEを気楽にかつ安全に使えるようにする初期設定、LINEアプリの基本操作、及びセキュリティ設定。LINEを気楽につかいつつも個人情報を流出させたり迷惑なつながりを極力排除する方法などをお話します。
LINEを使うメリットとあなた独自の向き合い方
※LINEをスマホに導入すること自体はとっても簡単です。
公式ストアからLINEアプリを無料DLすればインストールが始まり、LINE新規登録できる状態になります。LINE新規登録を終えれば、いつでもLINEをログインして開始できます。
但し最初が肝心です。LINEを意図しないやり方で開始してしまうと、いたずらにLINEでつながる人の範囲を増やしすぎるというデメリットがついてまわります。ですからLINEの新規登録時の登録手順はある程度慎重にコントロールすべきです。そしてログインができるようになってから後でも自分にあったやり方でLINEを使うようにしましょう。
LINEを使うメリット
- スマホを使いこなせているという自信につながる(特に初心者)
- LINEをきっかけに、SNSや各種アプリにチャレンジするきっかけ。
- LINEのつながりでスマホを基盤とした人脈形成ができる
- LINEユーザー同士の共通認識を共有しやすい
LINEのデメリット
- 電話番号(住所録)の不特定多数に無差別につながり合ってしまう。
- ブロック後も各種データが相手方にそのまま残ってしまう。
- つながった相手次第では自分の情報が多方面に流出しかねないリスク
- コミュニケーション上のストレス、手間など。
あなた独自のやりかたで導入することができるならば、大方のLINE利用にまつわるデメリットは解消することが可能です。
LINE 導入方法
※LINEの初期設定を使い方によって変える。
LINEの導入開始となる「新規登録」の手順を解説します。すでにお話したように、LINEを使いつながる人の範囲をある程度コントロールできるようにしておきましょう。住所録に電話番号がある人に無差別につながるような導入はもしかしたら遠慮したいかもしれませんね。そういう場合でも新規登録時および最初のログイン時につながる人の範囲を限定できます。
インストール
こんな風にアイコン設置(移動)も可能
下の画像はLINEアプリのアイコンを他のSNSアプリ(TwitterとFacebook)と一度結合してフォルダを生成すると同時に「3大SNS」と名づけたフォルダにひとまとめとしています。これはiOS上端末での操作ですがandroidでも同様のことができるハズです。
インスタグラム (instagram) 様 ↑が入ってませんね。4大SNSでした。
初回の設定
LINEをインストールしただけでは、すぐ使える状態ではありません。最初はログインすることができないからです。
LINEでログインできるようにするためには、最初に新規登録が必要となります。LINEを初回起動するとログインが選択できず隣の新規登録を行うよう誘導されます(※ボタンが有効になっている)。
登録方法
新規登録のやり方を説明します。
新規登録
新規登録をタップすると複数の登録方法を選択する画面に誘導されますのでいずれかの方法のうちあなたにふさわしい登録方法を選びましょう。具体的にはLINEでの認証方法を選択支から選ぶことになります。
- 電話番号認証(※050のIP電話は不可)
- Facebook認証
アカウント作成
認証が無事通ると後はメールアドレスなどの追加情報を入力してアカウント情報が受付終了となる運びです。
複数のはじめかた
ほとんどの人がLINEを起動したスマホの電話番号を入力するでしょうが、他の携帯電話・スマホや固定電話の電話番号でも認証可能です。
電話番号での認証
ただIP電話(050からはじまる番号)は使えませんから例えばスマホのSIMがデータSIMでIP電話利用の場合は他の電話番号を流用する事になります。
Facebook連携
何らかの事情があって電話番号での認証をしたくない・もしくはできない場合にこちらを利用します。すべての情報が連携されるわけではないようです、少なくともLINEでつながる人たちにFacebookの個人情報は公開していない限りでは見えることはありません。
その他
メールアドレスはLINEアカウントとワンセットで登録しておくべきです。というのは、LINEアカウントの引き継ぎ時にメアドが登録していないと不具合があるからです。
スマホが急に故障した時他のスマホにLINEアカウントの情報を引き継ぎたくても、故障スマホではメアドの登録ができないとしても後の祭りです。メアドはフリーメール(G mail や Yahoo! メールなど)でも登録できますからできる限りLINEに登録しておきましょう。
PCでの利用可/不可設定
主にPCからのアクセスをブロックしたい場合は不可設定にしておくと悪質なPCユーザーからのアクセスを排除できます。でももしLINEをスマホと同時にPCでも使うつもりなら利用可のままで通すことも可能です。
その他
MVNOスマホへのデータ移行
そのうちに記事上げようとは思いますが未定です。web検索で「スマホ LINE データ移行」とかで検索するとふさわしい情報にたどりつくことができるでしょう。
メールアドレス管理が重要
LINE活用データを保持・移行したいなら、既に説明したようにメールアドレス管理が結構重要です。最低限LINEアカウントにメアドが一つ登録してあれば、急なLINEアカウント引継ぎにも対応が可能です。
LINEから万一の情報流出を防ぐためにはLINE専用のメアドを登録する方がふさわしいのですが中々そういうふうにメアド分割管理するのはわずらわしいかもしれませんね。
利用開始
LINEアカウントの登録が一通り終われば、LINEをいつだって開始できます。電話番号を住所録から自動的にLINEへつながる設定なら友達のリストもできているハズです。
もし友達リストができていない(住所録の電話番号を公開しない設定)にしたときは、他の方法を使ってLINEの友達を増やしましょう。
MVNOスマホでの注意点
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク) のスマホと違い、MVNOスマホ(※格安SIMでのスマホ運用)では不便な点が一つあります。LINE IDが使えない状態であることです。
(※LINEモバイルはその限りではありません、IDが使えます)
LINE ID(アイディー) が使えないですが、代わりの方法でLINEにつながる友達をふやすことが可能です。
- QRコードなどで通知
- ふるふる
- LINE専用のスマホを別に一台用意する
- 導入手段および後の管理には手間のかからない方法
LINE活用初歩
LINEではいろいろな事ができます。最低限の基本的な使い方をマスターしましょう。
LINEにまつわる特徴
- 日本人の二人に一人はLINEを使っている(インストしているだけ?)
- メールや通話代わりに利用する
- スマホを使っている時間の大半がLINE、である人も多い
- LINEのさまざまな機能を活用している、人もちらほら
LINEでできること
いろいろ
トーク機能
チャット形式でのLINE独特のコミニュケーション方法です。メールのように堅苦しくない会話のやり取りを通常の文字に加えて絵文字やスタンプなど使ってやりとりができます。ふき出しの内部に会話のテキスト等が表示されるのでメールと違って気楽なやりとりに向いています。
ちなみに設定で「トークルーム情報」というのをON/OFFできるようですが、ビッグデータ取得関連の話でしょうか。気になる方はチェックしておいてください(※このサイトでは特に気にしなくて良いのではと判断しました)。
無料通話
- 音声通話
- ビデオ通話
LINEユーザー同士なら、スマホ音声通話の代替手段としてLINE無料通話を利用できます。ネットにつながっている必要があるものの、通常のスマホ契約ではネット料金は定額容量に対して支払っているハズですのでその場合追加料金はかかりません。
なおもし定額容量(月3GBとかの)を超過したら速度ペナルティの影響で通話が困難になる可能性があるでしょうが、LINE自体の通信容量消費はそんなに多くはないでしょう。
ビデオ通話では動画ほどではないにせよ通信容量の消費が多くなります。でもお互いの顔を確かめながらリアルな会話に近い状態でのLINEビデオ通話ができるので魅力的ですね。
企業での利用なら形式張らないテレビ会議代わりに使うことも可能でしょうし、ブレーンストーミングとかできるかもしれませんね。
その他(一種のアプリ並みの各種機能)
・タイムライン
・ニュース
・ウォレット ポイント/クーポン集め
・マンガ、ショッピング、デリマ、アンケート etc…
友達を探す
- ID検索
- QRコード
- その他いろいろな方法で友達を追加
友達を追加する
QRコード
QRコードを相手に送信することで「友達の候補」状態にすることはできますが、自動的に友達に追加されるわけではありません。知り合いかも?という友達候補状態になります。
ふるふる
スマホがふるふる機能に対応していれば、お互いのスマホ端末同士でお互いを友達追加できます。
検索
- ID検索
- 電話番号検索
- 知り合いかも
グループから
アドレス帳
#(シャープ)の入力により、つながるのを除外できるようになっていますがそれは新たに住所録へ追加する電話番号向けの設定のようです。
この機能は、5.x.x のバージョンから有効になりました。
ちなみに今この記事を書いている時点で、設定(歯車) => LINEについてで確認した『現在のLINEバージョン』は 8.9.0 です。
この#(シャープ)設定はいちいち面倒だがらまめさが無いと利用しにくいですね。でも初回ブロックしたい相手を制御できるのは後でブロックするよりトラブルが少ないという点で有利になります。
ブロック
非表示、削除との違いを理解して使い分けできるとLINEにまつわるトラブルをかわすことができます。
事後的なブロックでは相手(※LINEで友達だった相手)からは消えない情報がある、という点に留意しましょう。こちら側ではブロック相手の情報はあらかた消えるのに相手側にはしっかり残されているという偏った状態が後々のトラブルのもとになりうるからです。
トラブルの元(になりかねない)やり方でLINEの相手を事後的ブロックするくらいなら、最初からやりとりできないようにしておくのが賢いやり方です。ただ、一度電話番号その他でつながってしまうと事後的なやり方で対応するより他ないというのがLINEの使いにくい点かもしれません。
そういう意味ではLINE専用のスマホを別に一台確保しておくと、わずらわしくない方法でLINE友達管理がやりやすくなります。
最低限これだけは抑えておきたい
※LINEの用途は説明すると多すぎてキリがありませんからほんの少しだけの説明にとどめます。
ここでお話しするのは主に、LINEでの交際範囲を最小限に限定するため知っておいたほうがいい設定方法です。
友達追加設定
- オフにできる。
- オンのままだと、無条件でつながってしまうので。
LINE専用のサブスマホ
既にお話しましたが、LINEスマホ専用の住所録なら友達設定を標準的な最小ステップで利用しやすいのです。
スタンプ
LINEを使いこなすにはスタンプ集めに習熟すると近道かもしれませんね。
標準的な使い方
- メールの替わり
- 電話の替わり
- 対面での会話替わり?
発展的(という程でもないけど)な使い方
もっと広範囲なネット交際用
SNS的なそれでいてLINE独自の使い方としては、リアルな交流の枠を超えてネット交際を広げる使い方も可能です。但し、LINEの交際範囲を拡げるのは個人情報を適切に管理できる・自信がありなおかつ自己責任で対応できる人くらいにしか勧める気がいたしません。
LINEで不用意につながるのはいろいろな点でリスクが高いと当サイトでは考えるからです。
ビジネス用
LINEを使いこなし、ビジネスで流用している方も多いそうです。
LINEで知っておきたい危険性
LINEを使う人の数は日本人の二人に一人とも言われています。少なくとも過半数の人がLINEアプリをスマホ(もしくは他のデバイス)で登録済みのようです。
アプリとして使う人が多いという事は、トラブルに巻き込まれやすいことと同じ意味合いを持ちます。最低限認識しておくべき、LINEユーザーにまつわる危険なやりとり等を知っておきましょう。
初回利用時
住所録の公開設定は、十分に考えた上で決断しましょう。後で設定を変える事は難しいという前提で望みましょう。
住所録
- 公開設定は慎重に
- ある程度つながり方を変えられるものの、設定方法は不便
- 友達が増えない、とかのデメリットあり
LINEのID
・MVNOでは非対応:LINE ID検索
=> キャリアスマホでは対応
=> LINEモバイルでは対応
代わりのやり方を導入
※MVNOスマホではこちらで対応
電話番号
メールアドレス
Facebook連携
・・・他のSNSのものを利用
その他各種の方法
・・・ふるふる、グループ、etc…
スマホ初心者が心得るべき、ネットでつながる事の危険性
個人情報をスマホ経由で流出させないための基本
画像
自分の身の回りについての会話
友達に追加設定:オフに出来る
LINEでのスマホ乗っ取り
手口
・パスワードリスト攻撃
・気にしすぎる必要はない
連続でログインは何度も試行できない
自動的なランダムアクセスには繰り返し試行の上限がある為
常識的・平均的なセキュリティ・マインド(心構え)があればいい
避ける方法
LINEでできる節約手法
LINEが日本で爆発的な人気となった理由の一つが、スマホ関連の使い方でLINEを使えばスマホ料金の節約になるという事実です。音声通話やメールのやりとりをLINEで代替する人が日本では多いようです。使いやすいといった理由の他に、通話料金やパケット代を節約できるという点は見逃せません。
スマホ音声通話の替わりになる
SNSに慣れる一歩として
いっそLINE中心に使うなら
・LINEモバイルで契約