格安スマホの用語集(仮)です。
そのうち整理する予定ですが今のところは走り書きのようです。
▼android OS
アンドロイドスマホのOS。Google提供。
最近の格安スマホでは android 7.x.x ~android 8.0 あたりが多い。
低価格機種では android 6.x.x であることもある。
契約後、アップデート(OS更新)が可能かどうかは機種によるので契約前に確認した方がいいでしょうね。
メジャーアップデートつまり、andorid 7 から android 8 へのアップデートができないかもしれないし、できるかもしれないので。
android 6.x.x については android 7.x.x へアップデートできないかもしれない(機種もしくは提供メーカーの対応による)。
▼Soc (System-on-a-chip)
PC(パソコン)などでは CPU + GPU + マザーボード(parent board)の回路一部に相当。おおざっぱな表現では。
PC全盛期の時代には、まだCPU(中央演算処理装置)を分離するくらいが回路開発の限界であったようだが、昨今ではそれ以外の周辺回路をまとめてしまうことができるほど技術がすすんできたのが時代背景である。
GPU(グラフィックの処理装置)がCPUに組み込まれた、APUならPC周りでも開発されてきたがおおむねグラフィック機能があまり高くなかったりする。
でもSocの場合は最初からCPUとGPUその他の回路を当然のようにワンセットで回路にしている。機能が低いか高いかは、そのSocの機能・種類による。
Kirin とか snapdragon とかは有名。数字(バージョンあるいはグレード)により機能は差がある。うまく調べればそのSocに組み込まれているCPUやGPUの型番というか種類も知る事が可能。
▼メモリ(RAM, ROM, micro-SD ないしはキャッシュ)
メモリといっても幾つかの階層(クラス)がある。
一番高度な階層にあると言えるのが、「キャッシュ(一次・二次・三次)」であるが今ここでは直接とりあげるつもりは無い。CPU(中央演算処理装置)やGPU(グラフィック用演算処理装置)用というかその内部に組み込まれた、高価で高機能(処理が圧倒的に高速)だが容量自体は少ないメモリ(RAM)がキャッシュである。
▽RAM(ランダムアクセスメモリ)
これを最低でも2GB以上積んだスマホを選んでくださいね、と当サイトでも記事でおススメしている。
CPUが計算というか作業をするとき、RAMにデータ(や命令・プログラムも)を置いて処理を行う。CPUとRAMは切っても切れない仲だということ。
▽ROM(リードオンリーメモリー)
16GBとか32GB,64GBとか、なかには2TB!という容量の奴がこれ。
PCではハードディスク(HDD)やSSDディスクに相当する。
音楽とか動画、電子書籍とかをたくさんスマホに入れておきたいなら、この容量が高いスマホを選ぶ必要がある。あるいは外部メモリ(後述)に対応したスマホを選ぶか、クラウド(WEB上の記憶領域)で対応するかいずれかとなる。
このROM容量がスマホの作業速度に直接影響することはあまりない、といってしまっていいかもしれない。まあゲームとかで大量のROM領域を使う場合はその限りではないが、処理能力に直結する記憶領域ではないのは確か。
▽micro-SD(もしくは -SDHC, -SDXC)
この3つは互換性がなかったりするが、右にいくほど対応容量が大きくなっている。スマホのマニュアル(PDFとか)を見るべし。
でもmicro-SDスロットはSIMのスロットと別れていない場合が多く(一部機種では別スロットになっている、あるいはmicro-SD’s そのものに非対応)その意味では機体内部で判別しているのかもしれない。
▼MVNO
大手キャリアつまり
NTT docomo, au (KDDI) , softbank もしくはIIJmio などから
回線設備を借りて自分のブランドでスマホ用無線設備を運用しサービスを展開している業者。いわゆる格安スマホ業者。
UQ mobile や Y! mobile などは実質的に準キャリアといっていいかもしれない。
IIJmio もそれに近い。
楽天mobile は将来的には大手キャリアに参入する意向のようだが、今のところはMVNOであるという認識でいい。
MVNOつまり格安SIM/格安スマホ業者でも実店舗を持つ業者と持たない業者がある。後者はWEBつまりオンラインを主要に契約を獲得している。
▼GPU (Graphics processing unit)
いわゆる3D(三次元)周りの処理をするハードウェアである。
計算負荷は高いがCPUのような複雑多岐にわたる計算を要求されるわけではなく汎用計算というよりはベクトル・行列計算に特化している専門的な狭い計算であるため、CPUとは分離してGPU(グラフィック専門チップ)が存在する意義がある。
実際、ゲームとかAR処理をする場合以外では稼動する理由が無い。動画再生とかでは稼動しているが稼働率は高くないよう(つまり発熱もそんなにしない)。
3Dのキャラ・モデルがぐりぐり動くゲームならGPUの機能を調べておいたほうがいい。でもSocが高機能なものであれば多分それに含まれているGPUも高機能である可能性が高い。
逆に言えば、GPUが性能高くない安価なもしくはマイナー(名前あまり聞かない系)なSoc であると、3Dには弱い可能性が高い。
カクカク動くのはメモリ(RAM)容量が足りないせいでも、CPU(主 処理装置)が弱いせいでもなく、おそらくGPU(グラフィック演算)が弱いからであろう。
▼CPU・Soc のクワッドコア、ないしはオクタコア
CPUの核というかユニットを4つ(x2である場合が通常なので実質8つ)もしくは8つ積んでいる。
2万円台の低価格帯スマホでもクワッドコア対応であるようだが、ひょっとしたらX2でないつまり本当に4コアかもしれない。マニュアルPDFで確かめるべし。そして低価格スマホではGHz つまり処理周波数が1GHz台であるようだ。
複数の処理というかぶっちゃけ複数のアプリを同時並行的に処理したい場合。
一つのアプリでも、内部的には複数の「スレッド」もしくは「プロセス」が走っているため、それらを効率よく同時並行処理したい場合に多コアが有効に働けばCPUの処理は楽チンになる。
他方、メモリ(RAM)が少ないので常に最小限のアプリしか稼動させないという運用方法なら、多コアのメリットはあまりないかもしれない(※一概には言えないが)。
だからコア数が倍になったから処理速度が倍になるという単純計算はほぼ成り立たないので注意、気持ちはわかるが。
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