MVNOで契約可能なandroidスマホ 機種の特徴 概要(メーカー別)

アンドロイド・スマホ販売会社の特徴をとらえたい、イメージ画像

MVNOスマホセットを契約するなら、あなたの利用目的に適(かな)った合ったandroidスマホをぜひ選びぬいて欲しいものです。

でもMVNOで提供しているスマートフォンだけでも種類がいろいろあるので、一体どんなスマホを選んだら良いのか迷いがちですよね。

でもスマホメーカー大別で考えると理解しやすくなりますよ。

世界大手企業なら、HUAWEI(ファーウエイ)製やASUS(エイスース)製。

日本製ならシャープ、ソニー、富士通など。

他にも数多くの企業がスマホを提供しています。
Google(グーグル)、モトローラZTE、HTC、京セラ、Onkyo、Trinity など。

HUAWEI(ファーウェイ)

MVNOでは最もスマホの品数が多いのがファーウェイ製のスマホ

HUAWEIは世界のスマホ市場で見ても、アップルやsamsung(サムスン電子)に次ぐ巨大な市場占有率を誇る世界有数のスマホ販売企業です。

ファーウェイ製のスマホは大きく分けて以下の4種類のシリーズで区分けされています。

  • Mate: 最上位機種・フラグシップモデル。高額機種。
  • P(P20, P10): ハイエンドからお手軽価格帯まで幅広い。カラー種類も多め。
  • nova: 廉価版。初心者向けシリーズ。
  • honor: 上位機種を機能を限定して格安で提供、戦略的な位置づけ。

但しそれぞれのシリーズでも価格帯別の区別があります。

  • Pro: シリーズ中で一番機能の洗練された機種。
  • 無印: そのシリーズの中での、標準的な機種。
  • lite シリーズ: 廉価版でありながら機能充実。

など。

なおリリース番号(例えば lite 10 / lite 20の違いなど)が上がるほど、新製造のスマホと解釈できます。

Mateシリーズ

  • Mate 10 Pro (¥79,700)
  • Mate 9

ちなみに参考に付した価格はあるMVNOでの一括価格を参考のために例示しています。

独自入手するよりMVNOでスマホセットを購入するほうがお得・割安で購入できますし、分割払い(月々のスマホ通信料金と一緒に割賦での支払い)も利用可能です。

Mate シリーズはフラグシップ(旗艦)・モデルなので、MVNO向けとはいえ高性能・高価格なスマホとなります。

最先端の各種のAI機能、高機能カメラ、最新鋭のSoC(CPU,GPU)、余裕のあるメモリー(RAM)容量、高速なLTE/4G通信機能、そしてこだわり抜いたデザインや扱いやすさなどを期待しても良いでしょう。

Pシリーズ

  • P20 lite(¥31,980)
  • P20 Pro
  • P20 (無印:¥64,800)
  • P10 lite (¥29,800)

PシリーズはMateよりはお値打ちな価格でのハイエンド機種を選べます。ただ、liteの付くPシリーズは廉価版なのでどちらかというと初心者向けにあたります。

いずれにしても、Pシリーズはカラーバリエーションも豊富ですし選択支は広いですね。

あるMVNOではP20(無印)の一括価格が¥64,800でした。

novaシリーズ

  • nova lite 2(¥6,600)
  • nova lite (¥4,600)

参考価格はあるMVNOでの一括価格であり、月額(割賦金額 24回払いの)ではありません。

つまり、とても安いです。

そのかわり機能やデザイン等は比較的限定されます。

  • RAM容量が少なめ(2GB~せいぜい3GB)
  • SoC(CPU, GPU)は廉価版向けのもの
  • カメラはイン・アウトとも自撮り負けしない程度の解像度
  • 指紋認証くらいは付いている
  • デザインは洗練されているものの、上位機種ほど繊細なつくりは期待できない
  • 画面サイズに比して重量とかは重くなりがち

以上はHUAWEI nova シリーズ(廉価版)の特徴というよりは、スマホの廉価版シリーズによく見られる特徴です。ある程度はnovaシリーズにも共通したところがあてはまるでしょうね。

でもファーウェイ製は廉価版でも初心者向けとしては必要十分な機能・デザインそして使いやすさを保っています。

honor

ProとかMate、nova(の上位)などに似た造りのhonorシリーズにお目にかかれます。とはいうものの機能を限定(省略)しその替わりお値打ちな価格で提供されている為、マニアックな人にしかわからない違いで差をつけているのでしょうね。

洗練されたファーウェイ製スマホをお値打ち価格で入手したいなら、狙い目かもしれません。honorシリーズ。

  • honor9 、¥32,700

ファーウェイ製スマホ シリーズの補足説明

Pro シリーズ

無印

lite シリーズ

lite シリーズはひとえに廉価版・初心者用機種と考えても差し支え有りません。

Plus

プラス機能が付いたシリーズ(その分価格もプラスされる)だと考えれば合点がいくでしょう。

バージョン番号

バージョンアップの種類にも二通りあり、メジャー・バージョンアップ(大幅な改訂)とマイナーなそれ(一部機能のみ改訂)があります。

そしてそれはMVNOで提供される価格でも判断可能です。

例えば、再掲しますが

  • nova lite 2 (¥6,600)
  • nova lite(¥4,600)
  • P20 lite (¥31,980)
  • P10 lite (¥29,800)

このように、lite と lite 2(※後者がバージョン改訂)はほとんど価格差がありませんね。

MVNOでお値打ちな型落ちスマホを選ぶのなら、上位機種(Proなど)の型落ちは案外狙い目かもしれませんよ。

 

ASUS(エイスース)

MVNOでのスマホ販売において、ASUSはファーウェイを脅かす勢いを感じさせます。

特にZenFoneシリーズ(Zenfone 5, Zenfone 4)は5万円前後の価格でありながらコストパフォーマンス・機能ともに高く、人気の高いASUSスマホです。

  • ZenFone 5
  • Zenfone 4
  • R compat

ASUS の補足説明

例えば ZenFone 5 シリーズでも、以下の違いがあります。

  • Pro
  • Selfie
  • 無印
  • その他

Proについては、ファーウェイ製スマホとおなじくくりでありすなわち高額機種ですね。

Selfie(セルフィー)はその名のとおり、自撮り機能に特化した廉価版スマホになります。

無印は標準的な機能をもつZenFoneシリーズのスマホですね。

その他にもいくつかのサブセットが提供されているようです。

日本のスマホ提供企業(MVNO向けに)

大手キャリア(docomo, au, softbank)ではソニーのスマホが有力なようですが、MVNO向けでは価格帯が低くなるので以下の企業が優勢です。

  • シャープ
  • 富士通

シャープのMVNOスマホ

AQUOS シリーズがいくつか提供されています。

  • aquos L2
  • aquos sense
  • aquos sense Plus
  • aquos sense lite

シリーズの名称違い(sense とか Plus とか liteなど)で、スペックや価格を見なくてもある程度想像できるようになってきてませんか?

富士通のMVNOスマホ

  • arrows M04

日本製スマホの特徴

比較的安価なシリーズでも、いわゆるガラケー機能に対応しているケースがあります。

  • ワンセグ
  • おサイフケータイ機能(Felica ないしはNFC)
  • 防水・防塵・対衝撃

でも最近の大画面スマホでは画素の粗いワンセグでの視聴は敬遠されがちであり、またおサイフ機能はともかくとして赤外線機能などもあまり使われなくなりました。

そして新しい軸としては防水・防塵関連の機能ですね。

但しデュアルSIM(DSDS, DSDVなど)のようなSIM2枚挿しに対応したスマホは、日本製のスマホではお目にかかることがほぼ無いようです。

その他のスマホ販売・提供企業

Google

  • g08
  • g07

グーグルによるOEM(と言ってよいのか)スマホですね。

いわゆるレファレンシャルな参照モデルとしてのスマホを出している企業として注目されています。つまり最先端の機能を真っ先に試行できるタイプのスマホ、ということです。

またOSについてもandroid OS提供企業であることもあり、純アンドロイドなOSを試す機会があります。要するに、MVNO独自のカスタマイズがされていない代わりにマニアックな機能をそのまま利用できるandroid OSが搭載されている、というタイプのOSです。

ZTE

  • Blade E02

アメリカの圧力により一時的ではありますが、日本市場でのZTEスマホの流通が制限されていました。でもZTEが多額な和解金?を支払う算段(交渉)をつけたため、米国政府は圧力を取り下げたことで日本市場でのスマホ販売も再開されたようですね。

大企業の年間売上高に匹敵する和解金を払う力・影響力のあるスマホ企業です。

モトローラ

Mateシリーズなどが有名・人気です。

  • Mate g 5S
  • Mate g 5S Plus
  • X4

一部のMVNOではモトローラの扱い機種が多いですよ。SIMフリー機種となります。

HTC

  • V12+
  • v11 lite

+(Plus)とlite の区別は、もうおわかりですよね。

Onkyo

  • S60

これはサバイバル・スマートフォンという一風変わった趣のある重厚なスマホです。

とにかく頑丈、落としても壊れにくい用途でその個性を発揮してくれます。

でもかなり高重量そして高額な機種です。

参考価格として、楽天モバイルでの一括価格が¥89,800でした。

Trinity

  • NuAns Neo Reloaded

スマホを独自入手するなら

Apple

アイフォン(iPhone)シリーズですね。格安SIMで運用すれば安上がりでアイフォンを利用できます。

  • iPhone XR / XS / XR max
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 7

海外での入手(現地で、もしくは輸入サイトなどを利用)もできますが、海外機種は技適なしである可能性があり、iPhoneも例外では有りません。

唯一、アップルストアでは法的に問題の無いアイフォンを個人で入手可能です。

なお、白ロムや中古販売のアイフォンも入手できるのでしょうが、寿命やOS対応期限などを考えると当サイトではあまりおすすめできません。

MVNOでのアイフォン入手なら

iPhone 6/6s
iPhone se

 

まとめ

世界有数のスマホ企業はMVNO向けに多岐にわたる用途向けスマホを提供しています。

  • HUAWEI
  • ASUS
  • ZTE
  • Google

海外製のスマホはデュアルSIM対応(SIM二枚挿し、同時待ち受け)である事も多いですね。

価格帯で選ぶ

  • ハイエンド
  • ミドルエンド
  • 初心者向け(ビギナー機)
  • 投売り?

型落ちの上位機種を狙う

MVNOによっては大幅値下げ(期間限定)しているスマホ機種・端末はお得

android機種選びでの注意点

メモリー(RAM)

1GBでは最新androidでは苦戦すること請け合いです。

2GBは最低限必要ですしこれでも結構頻繁にアプリが重くなったりブラウザがフリーズしがちです。メモリー管理アプリなどを入れて運用しないとせっかくの高機能ハードウェアを堪能できませんよ。

3GB以上のRAMがあればたいていの用途でスマホを快適に利用できるでしょう。でもハイエンドなゲームとか長時間の動画視聴、アプリの並行利用などで使うなどなら4GB~6GBのRAM容量があると安心です。

ストレージ(補助記憶)

  • ROM容量
  • micro-SD関連のスロット(無い機種もありますよ)
  • SIMスロットと共用(併用)か否かのチェック

カメラ

  • 自撮りへの対応、配慮
  • AI撮影機能の有無
  • 解像度(のバランス)

バッテリー

大容量なスマホが一般的になりました。価格高めなスマホではその上に高速充電とかAI充電?に対応していますよ。

画面サイズ

  • 大画面
  • 持ちやすい
  • 重量とのバランス

生体(バイオメトリクス)認証

  • 顔認証
  • 指紋認証(裏 or 表)

スリープからの起動時など、使いやすさで選ぶ観点も結構重要かもしれませんよ。

AI機能

その他

型落ちスマホを選ぶときは、androidのバージョンに注意しましょう。あまり低いバージョンでは将来的にアップデート未対応の可能性もありますから。

つまりセキュリティ的リスクがあってもOSの更新がなく、したがって危険な状態でネット等を使うはめになる可能性があるということになります。

また楽に操作できるアシスト機能を考慮してスマホを選ぶと、後々重宝します。

  • AI
  • 独自のUI
  • カスタマイズの余地

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA